集中治療室看護師の臨床判断能力の育成

部署にかかわらず看護師は、主体性をもって対象に即した専門的な臨床判断を行うことが求められる。集中治療室に勤務する看護師には特に、限られた情報や時間的制約がある中で迅速に臨床判断を行う力が求められる。しかし、その習得は容易ではない。個々での研鑽はもとより、各施設・各職場単位の教育体制や関連学会による研修会等の開催がその習得を支援すべく存在している。各施設が行っている、臨床判断能力の育成を支援するための取り組み、課題等について検討の機会としたい。