抗菌薬の適正使用

第43回日本集中治療医学会総会では、120分で、タイトルを「ICUにおける院内感染対策」としてシンポジウムを開催し、立ち見が出るほど盛況でした。このシンポの目的を、ICUでの、適正な抗菌薬使用を促進とします。今年度は、厚労省か薬剤耐性(AMR)対策アクションプランが出されましたので、そのアクションプランの概説、そして、ASPによるbroad spectrum抗菌薬の使用制限と迅速なde-escalation、抗菌薬投与期間について議論する予定です。また、多剤耐性菌に対しての治療戦略・アウトブレーク対策についても議論する予定です。

下記の5題の演題を募集致します。

  • ASP (Antibiotic Stewardship Program)導入による成果1(カルバペネム制限)
  • ASP (Antibiotic Stewardship Program)導入による成果2(De-escalation)
  • バイオマーカーを用いた抗菌薬投与期間の検討
  • 多剤耐性菌に対する予防対策、アウトブレーク対策(MDRP, Cdiff)
  • 多剤耐性菌に対する予防対策、アウトブレーク対策(MDRP, Cdiff)